【決定・保存版】スパイス白湯とは?作り方・おすすめスパイス・効果的な飲み方とタイミング
温活や便秘対策として、「白湯」を習慣にしている方も多いのではないでしょうか。
実はその白湯にスパイスを加えることで、スパイスのさまざまな効能も得ることができ、さらに、香りや楽しみ方も広がり、日々の習慣としてさらに取り入れやすくなると注目されています。
シナモンや生姜などのスパイスを少し加えるだけで、いつもの白湯がぐっと豊かな一杯に変わります。
ここでは、白湯にスパイスを入れる魅力や、おすすめのスパイス、お悩み別スパイス白湯などをご紹介します。
白湯とは?
白湯とは、水道水を10~15分沸騰させ、50℃程度に冷ましたものをいい、インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダが発祥とされています。
白湯を飲むことで、体温を上げ、それにより胃腸が活性化され、デトックス効果や美肌効果、免疫力の向上や代謝アップなど、さまざまな美容や健康効果が期待できるとされています。
スパイス白湯の魅力
スパイス白湯は、さまざまなスパイスを白湯に加えたもので、手間なく作れる手軽さと即効性が魅力です。
古くからスパイスは、料理に使われるだけでなく、体の調子を整えるための薬用としても使われていました。そんなスパイスの力を簡単に素早く体に取り入れられるのが、スパイス白湯です。
白湯にスパイスを加えて摂ることで、スパイスの効能を日常的に体に取り入れやすくなります。
白湯と違い、香りやフレーバーがつくので、お茶やスープ感覚で美味しく飲めることも長所の一つ。
デトックス目的で飲んでいる人も多い、朝1杯の白湯にスパイスを足すことで、冷え取りやダイエット、代謝促進にもさらなるパワーを発揮!
体の冷えは白湯でも防げますが、スパイスを加えることでその効果が持続します。
その日の体調や目的に合わせて飲むのがおすすめです。
スパイス白湯を取り入れる際のポイント
スパイス白湯の効果を効率よく摂るためのポイントをみてみましょう。
① 空腹時に少しずつ
スパイス白湯は、吸収率が高まる空腹時に飲むことがポイント。
朝の起きたてが特におすすめです。
空腹時に飲むとスパイスの成分が吸収されやすく、効果が早く出やすいとされています。
一気に飲まず、少しずつゆっくり味わうように飲みましょう。
② 飲み切れる量からスタート
白湯80~150ccに、スパイス2振り(小さじ1/8、約0.6g)程度を加えて飲みましょう。
飲み切れる量からスタートしてください。
③ 最後の一粒まで飲み切る
しっかり混ぜて、最後のひと粒まで飲みましょう。
スパイスはカップの下に溜まりやすいので、スプーンやマドラーで混ぜながら最後のひと粒まで飲み切ってください。
④ 体の調子に合わせてスパイスを選ぶ
毎日同じものを飲み続けるより、不調や気になる症状に合わせてスパイスを選んでみましょう。
白湯の作り方
やかんで作る方法
〈基本の作り方〉
1.やかんに水を入れて、強火で沸騰させる
2.沸騰したらフタを外し、弱火にして10分ほど沸かし続ける
3.火を止めたら、そのまま自然に冷まし、50〜60℃くらいの飲みやすい温度にする
4.適温になったら、コップに注ぐ
最も基本的でおすすめの作り方です。
水をしっかり沸騰させることで、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタンといった不純物を取り除いてくれます。
電子レンジで作る方法
1.耐熱カップに、150〜200mlの水を入れ、電子レンジで加熱する(500Wの場合は約2分、600Wの場合は約1分30秒が目安)
2.そのまま自然に冷まし、50〜60℃くらいの飲みやすい温度にする
忙しい朝や手軽に白湯を作りたいときには、電子レンジを使う方法も便利です。
ただし、この方法では長時間の沸騰ができないため、水道水よりも浄水やミネラルウォーターを使うのがおすすめです。
スパイス白湯の簡単な作り方
《基本の作り方》
● 白湯 100~200ml
● お好みのパウダースパイス 少量
1.白湯にスパイスを少量加える
2.軽く混ぜて完成
《ホールスパイスでの作り方》
1.やかんに水を入れて、強火で沸騰させる
2.沸騰したらフタを外し、弱火にして10分ほど沸かし続ける
3.カップに湯とホールスパイスを入れ、5分程置き抽出する
4.50~60℃の温度になったら、スパイスを取り出して完成
白湯に入れるおすすめスパイスと効果
ここでは、白湯に相性のよい代表的なスパイスをご紹介します。
スパイスはそれぞれ香りや風味が異なるため、気分やシーンに合わせて楽しむことができます。
①シナモン白湯
シナモンは、甘くやさしい香りが特徴で、白湯に最も合わせやすいスパイスのひとつです。
シナモンには、血糖値コントロールや脂肪燃焼を促す効果や、抗酸化作用や血行促進効果も期待でき、美肌やアンチエイジングにも役立つとされています。
★参考:The Botanical Institute 「シナモンの8つの利点:摂取量と安全性」
②ジンジャー白湯(生姜)
生姜は、ピリッと刺激のある爽やかな風味が特徴です。
生姜には、新陳代謝の促進やむくみ解消、健胃作用などが期待できるとされています。
白湯に少量加えることで、香りが広がり、朝の一杯として飲みやすくなります。
★参考:食品医学研究所 「ショウガオールは抗がん剤との相乗効果が抜群で、しかも予防効果も!」
③カルダモン
カルダモンは「スパイスの女王」とも呼ばれる香り高いスパイスです。
すっきりとした爽やかな香りで、朝のリフレッシュにも、香りを楽しむ夜のリラックスドリンクとしても人気です。
最近ではカルダモンが花粉症の症状を緩和することで注目されています。アレルギー症状が気になる方におすすめです。
④ターメリック
ターメリックは、ちょっと土くささを感じさせる独特の香りとほろ苦い風味で、カレーには欠かせないスパイスです。
ターメリックラテなどドリンクにもよく使われています。
ターメリックの成分クルクミンには、抗菌作用や抗炎症作用があります。喉が痛いときに飲むと、炎症を緩和、治りを早めてくれるといわれています。
ターメリック白湯に塩を2つまみ程入れてうがいをするのもおすすめ。
また、ターメリックはお酒を飲むときに摂る「ウコン」としても有名です。クルクミンには、血中のアルコール濃度を下げ、アルコールの分解をする肝臓の損傷を防ぐ効果があるといわれています。お酒を飲んだ日には、寝る前にターメリック白湯を飲むといいでしょう。
④クローブ
クローブは深く甘い香りが特徴で、とても殺菌力が強く、古くから口の中の殺菌に使われてきたスパイスです。口臭予防や、咳を鎮めたいときにおすすめです。
また、漢方では胃腸のトラブルに使われています。胃もたれや吐き気があるときにクローブ白湯を飲むといいでしょう。
効果が強いスパイスなので、入れるのは必ず1粒にしましょう。
【お悩み別】白湯に入れるおすすめスパイス
自分の体調に合わせてスパイスを選びましょう。
何種類かブレンドするのもおすすめです。
便秘解消・ダイエットサポート・更年期障害の緩和に
便秘の改善やダイエットのサポートには【クミン&コリアンダー】がおすすめ!
・クミンパウダー 2振り
・コリアンダーパウダー 2振り
・白湯 100~150ml
どちらもカレーに使われるスパイスなので、やさしいカレースープのような感じで、空腹時、口寂しい時などに飲むと満足感があります。
便秘がちの場合は、クミンを3振りに、逆にお腹が緩くなってきたら、コリアンダーを増やしてみてください。
飲みづらいときは、クミンやコリアンダーの代わりにガラムマサラを3振りでも代用できます。
ガラムマサラは、クミンやコリンアンダーのほかにもさまざまなスパイスが入っています。月経痛や更年期障害などの女性特有の症状には、フェンネルシード入りのガラムマサラを選ぶといいでしょう。
さらに、冷えをとるはたらきがあるブラックペッパーを2振りプラスすると、風邪の引き始めにおすすめの白湯になります。
胃腸トラブルに
胃腸のトラブルには【ブラックペッパー】がおすすめ!
・粗挽きブラックペッパー 2振り
・クミンパウダー 1振り
・コリアンダーパウダー 1振り
・白湯 100~150ml
ブラックペッパーは、胃腸を温め、消化不良や食欲不振、下痢などの胃腸トラブルに効果があるとされています。
かき混ぜながら粒まで飲みほしましょう。
また、クミン、コリアンダーもブレンドすれば、さらに温まりガス太りにも効果的。
代謝が落ちてるとき・目覚めが悪いとき
代謝が落ちてるときや目覚めが悪いときは【七味唐辛子】がおすすめ!
七味唐辛子には、唐辛子のほか、クコの実、ケシの実、麻の実、陳皮など、頭痛の改善、代謝アップにつながるスパイスが含まれています。頭痛は、緊張性の頭痛にも偏頭痛にもどちらにも効果があるとされています。
また、やる気アップ効果も期待できるスパイスなので、朝、目覚めが悪いときに飲むと良いでしょう。
長ねぎや梅干しを少し足すと、スープ感覚で摂ることができますよ。
クコの実、陳皮などをよく噛みながら飲みましょう。
※七味唐辛子は辛いので、最初は少ない量から始め、辛過ぎたらお湯を加えましょう。
※胃腸の弱い人や、胃潰瘍がある人、辛い物が苦手な人は控えましょう。
ストレス・不眠緩和に
ストレスや不眠緩和には【月桂樹】がおすすめ!
・月桂樹 1枚
・白湯 100~150ml
月桂樹に、ハサミで数カ所切れ目を入れてから白湯を注いでください。切れ目から成分が抽出されます。
月桂樹のαピネンという成分には、さまざまなホルモンを分泌し、ストレス耐性を高める働きをしている副腎をサポートするはたらきがあります。精神を安定させ、ストレス緩和、それにより安眠へと導いてくれるはたらきがあります。
※月桂樹は食べないでください。
肩こりに
肩こりの悩みには【クローブ&陳皮】がおすすめ!
・クローブパウダー 2振り
・陳皮 小さじ1/2(約2g)
※陳皮は、みかんの皮を乾燥させたもの。自分で作ってもOK。
・白湯 100~150ml
クローブに含まれるオイゲノールという成分には、筋肉の硬さやこわばり、癒着を改善するはたらきがあり、肩こりや腰痛などの改善に効果が期待できます。
陳皮には血流促進や抗酸化作用、リラックス作用などがあります。クローブだけだと飲みにくい場合は、陳皮と組み合わせることで飲みやすくなります。
白湯を飲むタイミングは?
スパイス白湯は、さまざまなタイミングで楽しむことができます。
特に、起きてすぐの空腹時が効果的ですが、ほかの時間帯でも合うスパイスがあります。
詳しくみてみましょう。
朝起きてすぐ・空腹時
スパイス白湯は、空腹時に飲むのが最も効果的とされています。
特に、朝起きてすぐや食事の前がおすすめです。
起床直後は内蔵もまだ活動はゆっくりしているので、やわらかい刺激で胃腸を目覚めさせましょう。ゆっくりと時間をかけて白湯を少しずつ飲むことで、全身の血流をよくし、消化や吸収を助けてくれます。
お昼前や夕方などの空腹時に少しずつ飲むのもよいでしょう。空腹時は吸収率が高まるため、効率的に摂取できます。
● ジンジャー白湯
● カルダモン白湯
など、すっきりとした香りのスパイスがおすすめです。
食事の後
食後のひと息つく時間に、スパイス白湯を取り入れるのもおすすめです。
● シナモン白湯
● 月桂樹白湯
などは、香りを楽しみながらゆったりした時間を過ごせます。
特に月桂樹は、甘くて清々しいさわやかな香りで胃を落ち着かせてくれます。
夜のゆったりした時間
寝る前に飲むことで身体が温まり、副交感神経を刺激し、心身共にリラックスして眠りにつきやすくなります。
また、就寝前に1杯白湯を飲むことで、脱水の予防にもなります。
● カルダモン白湯
● クローブ白湯
● 月桂樹白湯
など、香りが落ち着いたスパイス白湯で、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
まとめ
白湯にスパイスを加えることで、白湯のメリットに加え、スパイスのさまざまな働きが後押ししてくれます。
シナモンや生姜、カルダモンなどさまざまなスパイスを、その日の体調やお悩みで選んでみましょう。
スパイス白湯で、香り豊かなひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。