胡椒の種類と特徴を解説。使い分けて楽しむ胡椒とお料理。

様々なお料理に使われる、誰もが知っているスパイスのひとつ『胡椒』。
「ブラックペッパー」「ホワイトペッパー」「ピンクペッパー」など胡椒にも様々な種類があるのをご存知でしょうか。

元は同じ胡椒が収穫時期や、乾燥の仕方によって見た目だけでなく、風味や味、辛みが変わります。
お料理によって使い分ることで様々な楽しみ方ができる『胡椒』をご紹介します。

人気NO1!!万能で王道!!「ブラックペッパー(黒胡椒)」

胡椒の中で一番使いやすく、手に入りやすい王道の胡椒がブラックペッパー(黒胡椒)です。
ブラックペッパーは、まだ完熟していない緑色の果実を果皮ごと天日乾燥させたものです。
表皮が残っているため香りが強くのが特徴で、シャープな香りと辛みで料理の味を引き締めます。
西洋料理によく使われるスパイスで、臭みを消してくれるため、お肉料理に使われることが多いです。

ホール(粒)のまま使うことはほとんどなく、ミルで挽いてから使用します。
挽きたて直後が一番香りが良いため、ホールのまま保存して使いたいときに挽いて利用するのがおすすめです。

ブラックペパーおすすめレシピ

香りと辛みが強いブラックペパーはお肉料理におすすめです。
西洋料理には仕上げに軽く振り上げるだけで、味を引き締めてくれます。
他にも目玉焼きなどの卵料理のアクセントにもおすすめです。
どんな料理とも相性が良く使いやすいのがブラックペパーの最大の特徴です。

◆おすすめ料理
・お肉料理全般
・パスタ
・サラダ
・炒飯(チャーハン)
・カレー、シチューなど煮込み料理
・カルパッチョ
・etc.


マイルドな香りと辛みが特徴!! 「ホワイトペッパー(白胡椒)」

『黒』があれば『白』もあります。
スーパーなどでは中々見かけることが少ない胡椒「ホワイトペパー(白胡椒)」。
ブラックペッパーでは未完熟の実を使用していますが、ホワイトペッパーでは完熟した赤色の実を使用しています。その果皮を除去して乾燥したものがホワイトペッパーです。
白い色が特徴的でブラックペッパーと比べ、風味や辛みがマイルドです。
白が料理の色味を邪魔しないため、ペッパーの粒を目立たせたくないクリーム系の料理や、白身魚などの魚料理の辛みづけをする場合に使用することが多いです。

ホワイトペッパーおすすめレシピ

マイルドな辛みと風味が特徴のホワイトペッパーは素材を邪魔しない香りづけにおすすめです。
粒が白色のため、お料理の色味を邪魔しない点も特徴です。
ブラックペッパーと同様、ホールのまま使うことはほぼなく、使用する度にミルなどで挽いてから使うのがおすすめです。

◆おすすめ料理
・焼き魚、ムニエルなど魚料理
・シチューやグラタン、スープなどのクリーム系料理
・サラダ
・etc.

お料理を華やか彩り豊かに!! 「ピンクペッパー」

一般のスーパーでは中々流通していない希少な胡椒のひとつが「ピンクペッパー」です。
鮮やかな赤色が特徴的で主に料理の彩りなどに使われます。
ピンクペッパーは、ウルシ科のコショウボクという植物の果実を乾燥させたものが一般的です。他にも、ペッパーの熟果(赤色)を乾燥させたものや、バラ科の西洋ななかまどの実を乾燥させものを使用する場合があります。
ブラックペッパーやホワイトペッパーは辛みがありますが、コショウボクや西洋ななかまどのピンクペッパーは、辛みがないものとなります。

ピンクペッパーおすすめレシピ

辛みがなく、ほんのり甘さを感じるピンクペッパーは、その華やかな赤色が特徴で料理のトッピングとしておすすめです。
ブラックペッパーやホワイトペッパーと違い、ミルなどを使用することはございません。
ホールのままや、軽く手で潰してから使用するのがおすすめです。

◆おすすめ料理
・サラダ
・カルパッチョ
・スイーツ
・ect.

まとめ

ブラックペッパーやホワイトペッパー、ピンクペッパーなど胡椒にも色々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。

誰もが知っているブラックペッパーは様々な料理に合う万能のスパイスです。
シャープな辛みと香りが特徴で、お肉料理や西洋料理などにおすすめです。

ホワイトペッパーはブラックペッパーと比べて、辛み、香り共にマイルドです。
白い粒は料理の色味を邪魔しづらいため、クリーム系の料理や淡白な魚料理におすすめです。

色味が華やかなピンクペッパーは料理の彩りを豊かにするトッピングとしておすすめです。
サラダに軽く振りかけるだけでお料理がワンランクアップします。

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マイルドな風味が使いやすい「有機ホワイトペッパー」。
特に綺麗な色味が特徴の最高品質の「ピンクペッパー」。

それぞれが特徴的な胡椒の世界をぜひサンタローサでお試しください。