ブラッククミンは最強のスパイス!?使い方やおすすめの食べ方とは

ブラッククミン シード ニゲラサティバ

近年、「ブラッククミンシード」という、一見変わったスパイスが注目されています。 スパイスとして広く活用されている「クミン」とは名前は似ていますが、全く別の植物です。           

「ブラッククミンシード」は、西洋では古くから『死以外のすべてを治癒できる』とまで言われている薬効作用のあるスパイスで、100種類以上の有効成分を持つ最強のスーパーフードと呼ばれています。

また、美肌、美髪効果もあり、美容効果にも優れています。

万能スパイス「ブラッククミンシード」、ここでは具体的な効能「クミン」との違いおすすめの食べ方をご紹介します。

ブラッククミンシードとは 歴史・いわれ

古代ローマ時代、ブラッククミンは毒ヘビやサソリによる傷の治療や、関節炎や筋肉の損傷などを癒すオイルとしてマッサージに活用されていました。
また、古代エジプトでも、女王のスキンケアやヘアケアにも使われ、ツタンカーメンのお墓から発見されたことでも有名です。
アラブ、アフリカ、アジアなど世界中のあらゆる国々で何世紀も前から重宝されてきた、実は歴史のある植物なのです。

現在では、欧米では、美容系メディアなどで特集記事が掲載されたことにより注目を集め、さらに、医療関係者や研究者によって様々な効果が実証されてきています。
そして、日本ではスーパーフードブームの今、口コミを中心に話題となってきています。


「ブラッククミン」と「クミン」との違い。別名もさまざまある!?

同じ「クミン」とつきますが、普通の「クミン」と「ブラッククミン」は全く別物です。
クミンはセリ科、ブラッククミンはキンポウゲ科で、和名『匂黒種草/ニオイクロタネソウ』、学名を『NigeⅬⅬa sativa(ニゲラ サティバ)』と呼びます。
真っ黒いゴマのような形をしていて、見た目も「クミン」とは全く似ていません。

また、ブラッククミンはさまざまな別名があり、「カロンジ」、「ブラックシード」、「オニオンシード」、「ローマンコリアンダー」、「ブラックセサミ」と呼ばれています。

ブラッククミンには種類がある!

食用になるブラッククミンシードを含むニゲラは約16種類あると言われています。
そのほとんどが園芸品種で食用に適しません。
ブラッククミンとされるものの中には、ニゲラ サティバの近縁種である園芸品種が含まれていることがあり、日本で一番見かけるのが「Nigella damascena(ニゲラ ダマスケナ)」という品種です。
日本では、ニゲラと言えば「ダマスケナ」を指すことが多く、和名も「クロタネソウ」と、ブラッククミンの和名「ニオイクロタネソウ」に似ています。
注意したいのが、ダマスケナの種子には植物アルカロイドという毒性の成分が含まれていて、大量に摂取すると、瞳孔散大・嘔吐・腹痛・痙攣などを引き起こす危険性があります。
ただ、植物アルカロイドは使い方によっては薬にもなる成分です。
食用のニゲラ サティバは、日本ではほとんど栽培、自生していないので、道端に生えているニゲラはほぼダマスケナであるということに注意が必要です。



「ニゲラ・サティバ」と「ニゲラ・ダマスケナ」の特徴

「ニゲラ・サティバ」
・香りはあまり強くない
・やや辛みや苦みのある味がする
・食感は黒ゴマ
・花は小さく地味
・食用

「ニゲラ・ダマスケナ」
・香りが強く、バラの紅茶の香り
・香りの印象が強く、味はあまりしない
・青、紫、ピンク、白などの花色があり華やか
・園芸用

香料としても使われているダマスケナは、バラのような香りがするので香りでも見分けれるかもしれません。


ブラッククミンシードの効果・効能

ブラッククミンシードは、「死以外のすべてを治癒できる」と言われている万能スパイスで、含まれる栄養素は非常に豊富です。
ビタミンA・ビタミンB1・B2・B3・B6・ビタミンC・ビタミンE・ナイアシンなど。
カルシウム・カリウム・鉄・マグネシウム・セレン・銅・リン・亜鉛などの多くのミネラル。
炭水化物・リノイン酸やオレイン酸などの脂肪酸・葉酸・アルカロイド・食物繊維・15種類のアミノ酸など。
これら多くの栄養素を含む「ブラッククミンシード」は、解毒、抗生、抗腫傷、抗炎症、抗ヒスタミン、抗菌、抗気管支炎などに効能があり、免疫力強化の効果も期待されています。
具体的にどのようは効果があるのかみていきましょう。

アルツハイマー病に有効

アルツハイマー病の原因のひとつであるアミロイドβ蛋白質が神経細胞への毒性があることがアルツハイマー病を発症させる主な原因と考えられています。
ブラッククミンシードに含まれる「チモキノン」には、その神経毒性から脳細胞を保護する作用があることが発見されました。
また、神経ネットワークの情報伝達場であるシナプス機能や神経活動の低下を軽減させる効果があり、アルツハイマー病に対して効果があるといわれています。

参考:「「チモキノン」がアルツハイマー病に有効であることを発見」ー 東京工科大学


抗ガン作用

ブラッククミンシードは、発ガン因子である「ピロリ菌」に対する抗菌活性があり、ピロリ菌の活性を阻害し、菌による慢性炎症を抑制し、癌化を防いでいると考えられています。

参考:「公開特許公報(A)_抗ヘリコバクター・ピロリ剤」出願番号:2009072162


骨粗しょう症の予防

ブラッククミンシードに含まれている「チモキノン」には、骨形成促進効果があり、ごく微量で効果がでるといわれています。
特に閉経後の女性の急激な骨密度の低下を防止し、骨粗しょう症を予防することができます。

参考:「公開特許公報(A)_骨形成促進剤」 出願番号: 2012065309



口臭抑制効果

消臭活性のほかに、抗菌活性、代謝および酵素阻害の3つの働きにより、口臭が軽減されるといわれています。
口臭は、働き盛りのサラリーマンの7割が自覚しており、口臭との関連性が高い歯周病の有病率も30代以上の男性で8割以上といわれ、口臭に対する意識は高くなっています。
さらに、口臭抑制成分に使われている多くは、合成殺菌剤などであり、安全性面での問題点も指摘されている中、天然物の口臭抑制成分に対する関心は高まってきています。

出典:「食品原料ブラッククミンの抗菌・口臭抑制効果と作用機作解明」研究成果報告書 課題番号17K12032(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)を加工して作成


白髪の予防・改善

ブラッククミンには、白毛症または白髪等のメラニン再生不全に基づく毛髪の症状や状態を予防し、改善する働きがあります。

参考:「公開特許公報(A)_メラニン産生促進剤」
出願番号:2004059378



アレルギーの緩和

抗ヒスタミン作用で、喘息や百日咳のような気管支拡張や、花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できます。
また、アレルギー予防作用がある、αーリノレン酸も含まれています。


ブラッククミンシードの食べ方・使い方

ブラッククミンシードは、ナツメグなどに似た香りが特徴的で、クセのある味だと感じる方が多いようです。
そのまま食べるよりスパイスとして料理に使うことをおすすめします。


使い方①香り付け

オイルを熱してにんにくやショウガなどと一緒に炒め物の香り付けとして使うと食べやすいです。
また、ブラックペッパーやコショウのように使えるため、トーストやスープなどに混ぜる、かけるといった食べ方もおすすめです。

使い方②混ぜる

香りはオレガノ、クミン、ナツメグに似ているといわれています。
独特な苦みと辛みを生かしてカレーやハンバーグのタネに混ぜたりするとおいしいですよ。
例えばいつものカレーを作るとき、お肉に火が通るまで炒めた後に、ブラッククミンシードをいれ一緒に炒めます。あとはいつも通り作るだけ!
栄養価アップのカレーの出来上がりです。
※お肉500gあたりにブラッククミンシード小さじ1/2程。

使い方③蜂蜜と合わせる

蜂蜜とブラッククミンの有効成分は相性が良く、毎日の健康をサポートしてくれる組み合わせと言われています。
チーズトーストにブラッククミンシードをパラパラっと、その上に蜂蜜をサラッと回しかけ なんておすすめですよ。

まとめ

これだけ多くの作用が期待できる最強のスーパーフード「ブラッククミンシード」は、今もまだ様々な効能の検証がされている医学的にも注目されている食品です。
意外にお手軽な価格で売られているので、普段の食事に取り入れやすいのも嬉しいです。
効率よく摂り、心身の健康維持に役立ててみてください。



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