高栄養!バオバブパウダーの効果、使い方やおすすめのレシピも。

アフリカの大地が育んだ天然のスーパーフルーツ「バオバブ」

そのバオバブの果実のエキスが自然に濃縮されてできた「バオバブパウダー」は、自然のローフードとして人々に愛されています。

料理やお菓子作りに使うと、爽やかな酸味と優しい甘みが楽しめ、手軽に栄養をプラスすることができます。

ここでは、バオバブパウダーの栄養効果おすすめの使い方やレシピをご紹介します。

バオバブパウダーとは?

バオバブは、キワタ科の高木で、大きいものでは高さが約20~30m、直径が10m以上にもなり圧倒的な存在感があります。
地球上最古の樹木ともいわれ、小説『星の王子さま』にも“不思議な木”として登場することでも有名です。

アフリカなどの熱帯・亜熱帯地域に生息しており、古くから果実や葉などは食品や医薬品として利用されてきました。
原産地では「生命の木」とも呼ばれ、特に堅い殻に覆われた実は、スーパーフルーツとして重宝されています。
栄養価が高いため、栄養ドリンクの材料として、またミルクの代替品として赤ちゃんに与えたりもするそうです。

果実は、堅い殻を割ると果肉が白い粉末状の固まりとなっています。これを粉砕したのが『バオバブパウダー』です。
乾燥した過酷なアフリカの地で生きていくために、バオバブは幹に10トンもの水を保持して乾季に備えます。
乾期がくると葉を落とし、実の水分をも幹に保持するため、実には水分がほとんど無くなってしまいます。
これにより、果実のエキスは濃縮され自然のローフード(加熱処理がされていない生の野菜や果物、ナッツ類など)として、栄養豊富なパウダーになるのです。

バオバブパウダーは、ほんのり酸っぱく、レモンやグレープフルーツのような味わいです。


バオバブパウダーの栄養

アフリカの大地で育つバオバブには、ビタミンC、ビタミンB群、カルシウム、鉄分、天然の食物繊維などがたっぷり含まれています。


ビタミンC

バオバブパウダーには、ビタミンCがレモンの約2.5倍含まれています。
ビタミンCは、一般名をL-アスコルビン酸といい、壊血病予防因子として発見されました。
ビタミンCは体のサビをとってくれるほか、疲れてしまったビタミンEを元に戻します。また美肌のもとコラーゲンをつくるのにも必須な成分です。


カルシウム

バオバブパウダーには、カルシウムが牛乳の約3倍含まれています。
カルシウムは骨や歯を健康にするだけでなく、ホルモンの放出、血液の凝固、筋肉の収縮など、生命維持に欠かせない生理機能を調整するのに重要な成分です。
カルシウムが不足すると、骨量が減り、高齢期、特に閉経後の女性では、骨粗鬆症が起こりやすくなります。
幼児では骨の発育障害が起こり、成長が悪くなることもあります。


バオバブパウダーには、鉄分がほうれん草の約3倍含まれています。
鉄分は、体中に酸素を運ぶための赤血球(ヘモグロビン)をつくったり、肌や髪にとって大切なコラーゲンの生成も担っています。
鉄分が不足すると、脳へ酸素がいきわたらなくなり、思考力、学習能力、記憶力の低下につながります。


食物繊維

バオバブパウダーには、食物繊維がごぼうの7倍以上も含まれています。
バオバブパウダーの約半分が食物繊維でできています。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」がありますが、バオバブパウダーにはほぼ1:1の割合で含まれています。
水溶性食物繊維にはいろいろな種類がありますが、バオバブパウダーに含まれているのは『ペクチン』という成分です。
ペクチンは、水に溶けるとゼリー状に固まるため、便秘の時は水分のなくなった便をやわらかくして排便を促し、下痢の時はゼリー状の膜になって腸壁を守ります。
バオバブパウダーを口に含むと口の中でとろっとした食感になるのは、このペクチンの働きによるものです。


バオバブパウダーの効果

バオバブは、スーパーフルーツとも呼ばれビタミンやミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれています。
食物の抗酸化能力を示す値としてОRAC値というものがありますが、クランベリーやアサイー、マキベリーといったОRAC値が高い果物と比べても優れています。
その効果をみてみましょう。


美肌効果

バオバブパウダーに含まれるビタミンCには、シミの原因となるメラニンの生成を抑え、ハリや弾力のもととなるコラーゲンの生成を促す働きがあります。
また強い抗酸化作用があるポリフェノールも豊富で、体内の活性酸素の増殖を抑え、それにより、肌を正常に保ち、本来の美しい肌質を作るなど、美肌効果が期待できます。


腸内環境を整える

バオバブパウダーの約半分は食物繊維でできています。
水溶性食物繊維のペクチンは、便を柔らかくし排便を促したり、乳酸菌などの腸内の善玉菌を増殖させ腸の調子を整える働きがあります。
また、コレステロール値の上昇を抑え、動脈硬化などの予防にも効果が期待できます。


ダイエット効果

水溶性食物繊維は粘着性があり、胃腸をゆっくり通過するため、糖質の吸収を緩やかにし、食後の急激な血糖値の上昇を抑えるので体に脂肪をため込みにくくしてくれる働きがあります。
また、腸内をゆっくりと移動することで、腹持ちを良くし、食べ過ぎを防ぐなどダイエット効果が期待できます。


血糖値の上昇を抑制

バオバブは食物繊維だけでなく、豊富なポリフェノールも、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。
バオバブには血糖値を下げる成分がダブルで含まれています。


★参考:農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター agriknowledge 日本食品保蔵科学会誌 ISSN 13441213「バオバブ(Adansonia digitata)フルーツパルプの水溶性食物 繊維の糖組成およびラットを用いた耐糖能の評価」

 

バオバブパウダーの1日の摂取量と副作用

バオバブパウダーには副作用はないとされています。
小さなお子様から授乳中のお母さん、妊娠中の方にも安心です。
ただし、食物繊維が豊富なので、過剰に摂取するとお腹が緩くなることがあります。
一日あたりティースプーン2杯程度が目安です。


バオバブパウダーの使い方・レシピ

バオバブパウダーは、グレープフルーツのような甘酸っぱい味です。
スムージーにしたり、ヨーグルトやシリアル、アイスなどにかけて食べても美味しいです。また、ドレッシングやスープに加えたり、混ぜるととろみがでるのでソースやディップを作るときにもおすすめです。


バオバブラッシー

・バオバブパウダー 大さじ2
・水 100ml
・豆乳 80ml
・はちみつ お好みで

1.バオバブパウダーに少しずつ水を加えてよく混ぜる
2.豆乳とはちみつを加える

すっきりさわやかなバオバブラッシーのできあがりです♪
豆乳にバオバブが加わり、ほんのりとろみがつきます。
冷凍庫で固めるとシャーベットにもなります♪


バオバブマスタードソース

・バオバブパウダー 大さじ2
・粒マスタード 大さじ1
・水 適宜
・塩 少々

1.バオバブに水を少量加え練る(好みの固さになるように水の量を調節する)
2.マスタードを加え混ぜる

エビやホタテなどの魚介類とよく合います。
新鮮な魚介類の表面を軽くあぶってかけたり、ディップにするのもおすすめ♪
バオバブの酸味が魚介の甘さをひきたててくれますよ。


バオバブハニートースト

・食パン 1枚
・ココナッツオイル 適量
・はちみつ 適量
・バオバブパウダー 小さじ1

1.食パンにココナッツオイルとはちみつを塗りトースターで焼く
2.焼き上がったら、茶こしでバオバブパウダーをふりかける

子どもも喜ぶ甘酸っぱいハニートーストのできあがりです。


バオバブチーズ

・バオバブパウダー 大さじ2
・無調整豆乳 200ml

1.無調整豆乳にバオバブパウダーを入れ、よく混ぜ溶かす
2.キッチンペーパーで濾しながら、冷蔵庫で半日程冷やし固める

バオバブの優しい酸味のきいたクリーミーなチーズのできあがりです。
クラッカーにのせて、お好みのフルーツやはちみつをかけカナッペにするのがおすすめ♪
バケットなどに塗って食べてもおいしいですよ。


バオバブのレアチーズケーキ

・水 100cc
・寒天 3g
・甘酒 250g
・豆腐(水切りしておく) 1/2丁
・無調整豆乳 150g
・バオバブパウダー 大さじ1
・塩 ひとつまみ

1.鍋に水と寒天を入れ、ヘラで混ぜながら中火にかける
2.沸騰したら弱火にし、時々ヘラで混ぜながら3分程煮る。
3.甘酒、豆腐、豆乳、バオバブパウダー、塩を加え、温まるまで煮る
4.ブレンダーにかけ、型に流したら冷蔵庫で冷やす

栄養バランス抜群のおやつの出来上がりです♪


まとめ

アフリカの自然が育んだスーパーフルーツ「バオバブ」からできる「バオバブパウダー」は、栄養あふれる天然フルーツパウダーです。
さまざまな料理やお菓子作りに使え、手軽に栄養を摂ることができます。
小さなお子様から授乳中の方、妊娠中のプレママにも活用いただけます。


おすすめの バオバブパウダー 農薬不使用 はこちら